「研修は化学反応」

同じなのに「違う」研修

同じテーマ、テキストも同じ。実施時間も、会場も、受講者の所属の部署も、講師もすべて同じ。

違うのは参加した受講者だけ。それでも、なんというのでしょうか、やっぱり「違う」研修になるんです。

現場では「化学反応」が起こる

なぜそんなことが起こるのか。それは、研修には現場で作られる部分が少なからずあるからです。

講師が質問を投げかける、受講者から突拍子もない質問が挙がる・・・。そんなキャッチボールを通じて、テキストやカリキュラムの行間を埋めていきます。

さらにそのキャッチボールが進むと、会場全体を巻き込んだ大盛況を見せる瞬間があります。それはまるで、講師と受講者に間に「化学反応が起こった」ような感覚です

企画運営担当は「仕掛け人」

その瞬間は、講師や受講者にとっていちばん「楽しい」「研修に来てよかった」と思える瞬間だと思います。この反応が起こった研修では、受講者がまず間違いなく満足して帰っていきます。担当者としても、大変嬉しく、研修を見ていて一番好きな時ではないでしょうか。

研修担当者とはこのような盛り上がりを仕掛ける、「化学反応仕掛け人」という側面があります。

キーワードは「両想い」を演出すること

講師と受講者の良好なコミュニケーション、つまり、一方的でなく、双方向なコミュニケーションが化学反応への導火線になります。そういった意味で、随所にグループワークをはさみ、受講者同士の意見交換を促し、グループ発表で受講者と講師の対話を生む研修にすることが大切です。

もうひとつ、仕掛け人としては、事前にお互いを知ってもらう工夫をするとよいでしょう。講師に対しては、その部署や受講者が何をしている人たちなのか、どんな思いで働いているのか、何に困っているのかなどの、できる限りの情報提供をすることです。また、講師の経歴や経験談を積極的に交えて講義をしていただくことで、受講者の講師への興味は深まっていきます。

お互いが興味を持ち合って、コミュニケーションがしっかり取れば、両想いの場が生まれます。人間、両想いになれば燃え上がるものです。仕掛け人には導火線に火をつける演出が求められます。

やっぱり見た方がいい、研修現場

研修は、やはりその場その瞬間にいる「人」がその多くの部分を担っています。だからこそ、担当者は研修は積極的に聴講するべきです。研修の現場には、アンケートや又聞きの情報では得られない、研修企画のヒントも大いに転がっています。

 

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