講師はどうする? ~新人研修 「準備はどうする?」

管理職経験のある30代半ばから40代半ばの方がベスト

講師は人気の高い人から順に仕事が決まります。良い講師を選びたければ、早く”良い講師”を押さえましょう。新入社員研修の”良い講師”とは「新人の気持ちも少し分かり、なおかつ経験も実力もある人」。
年齢でいうと、新入社員+20歳以内になります。それ以上の年齢になると、新人の気持ちに寄り添えない、それ以下の年齢だと話す内容に説得力がないということが起こり得ます。

できれば、講師は管理職を務めた人が良いでしょう。なぜならそういった方々は、「会社」や「仕事」が”どういうものなのか”をよく分かっているからです。

例えば、あまりビジネス経験のない講師だと、「名刺交換は、ゆっくりと落ち着いて、美しく渡しなさい」と教えますが、現場で求められる「名刺の渡し方」はそれとは全く逆です。名刺交換の場では、たとえ新人でも、カタチや表面の丁寧さではなく、「スピード」が要求されます(お客さま先では、「早く名刺を渡すこと」が、まず両者の”緒戦”となります)。
また、「スピード」と合わせて、ビジネスの場では、「仕事の堅実さ」が求められますが、これも現場で培い、かつ成功した管理職の方が教えるのが一番説得力があります。

新入社員研修でインパクトがあるのは、ビジネスの現場をよく知っており、仕事の勝ち負けを知っている人です。一番良いのは、自社の優れたビジネスパーソンが新入社員研修をすることですが、現場の”一線級”の人を現場から離すのはなかなか無理な話ですし、その人に「教えるスキル」があるかどうかは、また別の問題です。

そのため、講師は外部に求める企業が少なくないと思いますが、良い講師の選び方は、

現場でセールス・業務などに実績のある、現役の「デキる」ビジネスパーソン
・接客の現場で苦労を経験し、ある程度成功した人
・企画を構想段階だけでなく、実際に実現させた人 など
これらのことをくぐりぬけて、管理職になった方に研修をやっていただくと、ほぼ間違いありません。額に汗して苦労し、かつ成功した人(=管理職)を講師にすると、新入社員研修の際に良い成果が出る可能性が高くなります。

研修で講師に話してもらうこと

他の研修もそうですが、特に新入社員研修には研修の”型”があります。
「報・連・相」・「名刺のもらい方」・「宛名の書き方」・「ビジネス文書」・「電話応対の基礎」など・・・
ひと通り、”定番”のことを学ぶ必要があります。

新入社員研修においては定番のメニューは、ひと通り”型”通りにやっておきましょう。仕事に対する姿勢・意識の問題や、ビジネスで当たり前に要求されること、これらは”新人”のうちに必ず学ばなければいけないことです。そして、それは若いうちにしかできません。
昨今、”個性”を伸ばす教育が小学校(幼稚園?)から叫ばれる時代ですが、社会人・ビジネスパーソンには、最低限守らなければならない”ルール”があります。

繰り返しになりますが、新入社員研修では、「働くうえで必要な意識は、新入社員研修で徹底的に教え込む」という意識が重要です(新入社員研修で学ぶことは、個々の能力に関係なく誰でも”必ず”身につけることができます)。その”働く意識”の土台の上に、その人特有の「個性」や「スキル」が積み重ねられていくのです。
こういった事を研修内で講師に繰り返し伝えてもらうことにより、学生から社会人への意識転換が進みます。

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