【特別編】担当者インタビュー 「私はこうした」(後編)

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5回の研修があって、そのたびに同期で顔を合わせて、周りはこんなに成長しているんだと刺激を受けるだけでもかなり効果がありそうですね。各部署ごとに新入社員一人一人のフォローを完璧に行うのは現実問題として難しいものですので、こうやって新入社員を全員集めて研修ができるというのはすばらしいと思います。

研修で大変なのはどのようなレベル感でやるかということです。子どもに教えるように手取り足取りやっても反発して逆効果ですが、かといって、最近の新人をあまり突き放してしまっても、きつい所がありますから・・・。その辺のレベル感・ペース配分などが難しいですね。

弱音を吐けない新人

確かに、一般的には最近の新卒の方にあまり厳しくしすぎると問題になることが多いかもしれませんね。次に、新入社員研修で注意されていることを教えてください。

やはり、新入社員の目を見ることです。やっぱり悩んでいる人間は目つきが違います。トロ~ンとした。眠くてトローンとしているのとは別です。悩んでいることを、いかに早く見つけるかということですね。本人はなかなか言い出せないんですよ。周りからは「がんばれ、がんばれ」と言われてますから、弱音を吐くのがなかなか難しいんですよ。そこをどうやって見つけてやるかということなのですが、それも簡単にはいきませんからね。研修で集めた時以外には、ゆっくり時間をとって見ることもできませんから・・・。

どこの職場でも新人の方が弱音をなかなか吐きづらいということは分かる気がします。そういう苦しい思いを誰かが見つけて、それを吐かせてあげるのは本当に大事ですよね。

なかなかできないんですよ。しようと思わなければできません。

アンケートの結果と本音

そのように、新入社員のSOSの兆候を見つけようとしてくださる方が研修担当者としていらっしゃるということだけでも本当に大きいと思います。では、最後になりますが、新入社員研修でご苦労されていることをお聞かせください。

いつも苦労していますが・・・(笑)。今年の研修はまだ終わっていませんのでなんとも言えませんが、大変というか、悩みとしては、アンケート等で新入社員に自分の気持ちを出させることですかね。なんとなく、彼らの答えがこっちが考えている研修の意図などを深読みして、「自分達はそれに対してこういう答えを出さなければいけない」という雰囲気が強いのではないかと思うんです。あまりにもズバリと模範解答が出てきますので、もっと胸の内は違うのではないか、額面通り受け入れていいのかなと疑問に思います。

もちろん、打ち合わせはさせてないですよ。その場で個々人に書かせていますから。本当にそうなのかもしれないですけどね。

貴重なお話をどうもありがとうございました。

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